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彦部大神楽

彦部大神楽

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彦部の里には、紫波町の無形民俗文化財として指定されている芸能が二つあり、その一つが南部家の家臣、南部駒太夫の手によって舞い広められた七幹舞(大神楽)がこの地に伝承され六角舞として舞われ、後に手振りに工夫を加えた舞が、その先達片岸家によって片岸舞と称し現代に至っている。
その片岸舞唯一の舞組が彦部大神楽であり、田植踊に次ぎ昭和53年に第13号の指定を受けている。
特に大神楽としては演目が少ないが彦部組では独特の七福神舞である。
七福神舞は沿岸地方、各地で見受けられますが、彦部にも伝えられている。
七福神舞は、少し異なり五穀の豊作を祈る舞としての一つ一つを護る七福神が、それぞれの舞として自分の力を尽すことを表す、一種の手柄争いの様子を示す舞と云われている。
それ故に「それよりも、それよりも」と云う、言葉は町内にある大神楽の舞組では舞われて居ない珍しい舞とされている。


昭和5411月19日
無形民俗文化財
民俗芸能
彦部






















by gts007 | 2017-01-30 13:43
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