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南日詰大神楽

南日詰大神楽

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その昔、江戸より慰問として七軒町と称する芸能の一団が奥州にやって来た。
主な踊りは獅子舞、はやし舞、万才、狂言など表裏24の踊であった。
南部公と共に、稗貫八重畑に居た、南部の分家の地家を訪ねる途中、新堀六角で庄屋を務める佐藤秀右ェ門忠兼の家に休泊した時、旅のつれづれに教え遺したのが大神楽であった。
その後舞の手振りに工夫を凝らして、六角流大神楽と称した。
南日詰に伝えられたのは明治20年代と思われる。
座元に保存されている幕には、明治24年、新堀から贈られた、大神楽読本には明治27年と記されている。
その後、盛衰を繰り返しながら現在に至っているが、創設期から昭和30年代まで、一貫して指導してきたのが高橋孫十郎であった。
現在の組は、昭和48年に、高橋憲治郎氏、高橋正喜氏等の指導によって結成された。

昭和50年3月25日
無形民俗文化財
民俗芸能
赤石





























by gts007 | 2017-01-30 11:18
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